デザインと経営

二年前から九州在住のデザイナーさんの八木田さんから九州経済産業局制作の九州デザインブックのシリーズを送ってもらっている。
今年も最新版が届いた。八木田さんには感謝しかない。

この本は、経営にデザインをどう活かしていくか、デザインの必要性が書かれている。非常に実用的な本だ。

経営者側のデザインに対する勉強と、三方よしの考えを中長期的に踏まえて、製品作りやサービスづくりを行う上で欠かせないものと表現している。

僕の様な街に係わる仕事をしていると、デザインの必要性が理解できていない経営者と会うことが多いが、もっと多いのが事業とともにあるはずのデザインが人に伝える役割の重さを飛ばしている若手デザイナー(カタカナ職)の方も多い。

今年、越谷では知識不足や三方よしの体験をしたことのないこの両者の間を埋めるマーケティングの勉強会と、コロナによる影響で業態を変えようとする事業者とカタカナ職をマッチングし、セミナーとワークショップを二ヶ月ほどかけて、疑似体験して貰おうと提案している。(さあ、予算が取れるかな?)

実は、お互いの分からないことばや慣習が両者には多くある。そして三方よしのミッションの作り方を共有することで、更に両者に元々不足がちな、マーケティング手法を勉強して貰えれば、非常に良い疑似ケースが生まれると考えている。

ところでこの本は本当によくできている。是非専門家の方々にも、読んでもらいたい!

八木田さんいつもありがとうございます。

九州経済産業局制作 九州デザインブック

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